6月10日は、時の記念日

DIARY

時の記念日の由来は、日本書紀によると「671年6月10日に天智天皇が漏刻をつくり、日本初の時計が鐘を打った」と記されています。(漏刻とは水時計のことです)

1920年に東京天文台(現、国立天文台)と文部省の外郭団体が日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられた記念日で法定された国民の祝日ではありません。6月に国民の祝日がないため、国民の祝日にすべきと言う意見が時計業界では多いのです。

この、漏刻の復刻模型を近江神宮で見学することができます。天智天皇が667年、近江大津宮(滋賀県大津市)に飛鳥から遷都した由緒に囲み、1940年11月に、天智天皇を祭神として近江神宮が創祀されました。

この、近江神宮の敷地内に、漏刻の復元模型屋や中国で使われていた火時計の復元模型、各種の和時計、日本最古の懐中時計などが展示されている「時計館宝物館」があります。京都方面に旅行された際に、ちょっと、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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